先進的糖尿病の試み

日本先進糖尿病治療研究会は立場が異なるものが、共通の先進的な糖尿病治療の理解と 実践能力の向上を目指すというコンセプトの下に活動する研究会です。

代表挨拶

日本先進糖尿病治療研究会はその名称のとおり、日本における先進的な糖尿病の治療法の普及・啓発を目的に運営されている研究会です。
最近の糖尿病の治療法の進歩は目を見張るものがあり、インスリンポンプ(CSII)療法におけるインスリン注入装置や血糖連続測定モニター装置(CGMS)の開発が進みインスリン療法は新たな局面をむかえようとしています。

また、注射薬のGLP-1アナログ、経口薬のDPP-4阻害剤などインスリン以外の血糖降下薬の開発が進み、この分野も今後糖尿病治療の大きな分野を占めることが期待されています。

しかし、米国やヨーロッパにおいては、現在めざいましい勢いでこれらの最新の糖尿病治療法普及が進んでいるのに対し、本邦では充分なものではありません。
その原因の一つは、医療制度の違いもありますが、これら最新の治療法の普及にとって欠くことのできない我々医療者側の知識や実践能力が不足していることがあげられます。

本会は、「インスリンポンプ治療研究会」「先進インスリン治療研究会」と名称を変えながら、その時代の先進的な糖尿病治療の啓発普及に貢献してきました。
そして今、インスリンのみならず広い分野での先進的な糖尿病治療が求められている時代となり、「日本先進糖尿病治療研究会」として出発しました。

この研究会では、コメディカルスタッフのみならず患者さんの発表も行われていることからもわかるように、立場の異なるものが共通の先進的な糖尿病治療の理解と実践能力の向上を目指すというコンセプトの下に活動する研究会であり、今後のますますの発展が期待されます。本会へのご参加とご理解とご援助を心よりお願い申し上げます。

日本先進糖尿病治療研究会代表世話人
公益財団法人 沖中記念成人病研究所 所長
小林 哲郎